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全ての精神疾患、もう「うつ病」でよくないですか?

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全ての精神疾患、もう「うつ病」でよくないですか?

こんにちは、月城です。今回は私が長年戦っている精神疾患について、精神疾患者の現状と現実を取り上げていきます。

 

うつ病と聞いてどう思いますか?

 

あーなんとなく知っている、というか精神疾患の一つだよね~。という認識はありますよね?

 

では、解離性障害や双極性障害2型と言われたらどうでしょう?詳しくない方なら「?」っと思われるのではないでしょうか。

 

そんな、精神疾患を抱えつつ理解されにくい症状や病名のせいで私はどうしても他人に病名を言わなけらばならない時は「うつ病」ということにしています。

 

なぜそんなふうに言わなければいけないのか?疑問に思いませんか?しかしこの記事を読んでいただけたら、その理由に納得してもらえると思います。

 

確定病名が存在しない

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私は以前幾つかの記事で取り上げましたが、精神疾患を10年以上抱えて生活しています。

 

そしてすべての記事で「うつ病」と書きましたが、実際の病名は

 

解離性障害・双極性障害・境界性パーソナリティー障害の症状が見られるという「確定病名が存在しない状態」です。

 

書類上どうしても診断書などがいる場合は、「双極性障害2型」と記載されますが、担当医師自体も「この病名は正しくはない」っといっています。

 

あまり、精神科に馴染みのない方から見たら、「?じゃあ、病気じゃないんじゃないの?」っと言われてしまう状況ですよね。でもこの状態は精神科に受診する人には、あまり珍しいものではないのです。

 

実際私が通院している病院は、普通の精神科・心療内科の紹介状は一切受け付けていません。また大きな病院の紹介状でも、特定の医師からの紹介状のみになります。

 

それほど私の通院している病院は、「深刻な患者」しか受け入れていないのです。

 

つまり私の病状はそれほど芳しくないものだったのです。

 

なぜわからないのか?

ひとえに精神科の病気は、一つの症状が出た場合複合される様々な症状も併発することが頻繁に起きます。

 

例えば不眠・倦怠感・意識消失・抑うつ感など多方面にわたる、メンタル・身体の不調が次々に起きてくるのです。

 

これらは、レントゲン・MRI・血液検査で原因究明できないものも多く、その場合は患者と医師の間での診察のみが、手掛かりとなってしまうのです。

 

そして、複合的に症状がでている場合、一つの病名に確定することは難しく、治療も「対処療法」と「予防」に力が注がれるのです。

 

また病名がわかったところで、治療方法は確定的にあるわけでないことがほとんどで、患者と向き合いつつ抗うつ剤・睡眠薬・安定剤などの調整を日々していくことになります。

ただ統合失調症などは病名が確定すると、かなり薬の範囲が狭まりプラスに働くものもあります。

 

つまり、病名がわかったところで病気が改善するわけではないので、精神科の医師自体が病名をつけたがらないのです。

 

そうなると困る患者

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そうなると患者自体が、自分の正しい病名が何なのかわからなくなります。

 

例えば、病院にかかる際は必ず既存の病気、手術歴を聞かれます。

 

そこでたとえ医師や看護師相手でも「双極性障害2型です」や「解離性障害です」では全く通じません。

 

そしてもう正直説明するのめんどくさい!!説明してもわかんないでしょ!?って感じになるのです。

 

なので手術歴はきちんと書き必ず病名は「うつ病」と書くのです。こう書くと特に説明することなく、抗うつ剤や睡眠薬を飲んでいる理由になるのです。

 

全ての精神疾患、もう「うつ病」でよくないですか?

どうせ病名がわかったところで、関係ない病気。そして、他の人の理解がえられにくく、勘違いされやすい精神疾患。

 

患者と担当医師だけ、病名や症状がわかってたら、もう他の人に言う際は「うつ病」で統一しちゃダメでしょうか。

 

少なくとも理解してもらえない相手に、延々病名と症状の説明をする労力はなくなると思うのですが。。。

 

まあ、病院以外に自分の病気を絶対に言わなければないところは、早々ありませんけどね。

 

 

そうじゃない!って方がいたらごめんなさい!

 

ここまでお付き合いありがとうございました!

 

月城

 

 

 

ABOUT ME
月城
月城
アラサー主婦が専業主婦を卒業するため奮闘します。漫画・ドラマ・ヘルスヘアたまに昔話などを綴っていきます。
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