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自分を責める原因とは?自分いじめをやめらない君へ贈る7つの対処法

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なんでもっと努力できないの?どうして人と同じことがやれないの?なんでこんな失敗をしてしまうの?

こんな風に自分をいじめてしまう癖に、あなたは悩んでいませんか?

自分を責めていい事なんか一つもない。だけど責めることをやめれらない。そんな負のスパイラルに陥っているなら、ぜひ私に少し時間をください。

ここではなぜあなたが『自分を責める』ことをやめられないのか?そして自分を責めず楽に生きるためにはどうしたらいいのかを紹介していきます。

自分を責め続けると、心はそのうち元気を失い死んでしまうかもしれません。

あなたの心が完全に元気を失う前に、ぜひこの記事を読んで心の元気を取り戻してみてください。


自分を責める原因とは?

あなたが自分を責め続けることをやめられない理由は何でしょうか?

ここでは自分に当てはまると感じる原因を探っていきましょう。

原因①:理想がそもそも高すぎるから

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今時の女性は育児も家事も、そして女としても輝いていなくちゃいけない。男ならこのくらいの仕事で弱音をはいちゃいけない。

そんな風に自分が持っている理想が高すぎると、自分と理想の間に大きなギャップが生まれ、そのせいで自分を責め続けるという事が起きてしまいます。

そして理想から外れた、育児に家事にへとへとになっている自分や、仕事で家族に弱音を吐いている自分を『ダメな奴だ』と感じて、自分を激しく責めてしまうという事が起きてしまいます。

 

原因②:完璧主義だから

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完璧主義という性格も、自分を責めてしまう大きな要因となります。

完璧主義の人はすでに自分が完成すべきこと、やるべきことを明確にしているため、それに外れてしまった行為に対して大きなストレスを感じてしまいます。

そもそも物事が思うように進むことは少なく、多くの場合はイレギュラーなことが起こっても仕方がないのですが、完璧主義者の人はこのイレギュラーを許すことができません。

そのため「なぜこうできなかったのか?」「なぜこんなことが起ったのか?」を深く考えてしまい、その結果自分を精神的に追い詰めることになってしまいます。

 

原因③:自分が嫌いだから

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自分自身にポジティブな感情を持てない場合も、自分を責めてしまう原因となります。

例えば、自分のコミュニケーション能力に対して嫌気がさしている場合、なんで普通に会話ができないの?なんで他の人の輪に入れないの?と自分が『一般的』や『普通』だと感じることができない事に嫌悪感を感じてしまうのです。

自分が嫌いだと感じる人は、自己肯定感が低いという傾向を持っています。自分で自分のことを肯定することができないため、常に誰かに認めてもらったり、誰かに必要とされていないと不安になってしまうのです。

 

原因④:親に否定されて育ってしまったから

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人格を形成するうえで、自己肯定感というのは小さなうちに育まれていきます。

そのため幼少期に親から否定されて育ったり、生育環境が著しく悪いとそもそも自分自身に価値を見出すという事が難しくなってしまう場合があります。

子どもは親を選んで生まれてくることはできません。

けれど大人になれば、どんな親の元に生れようといずれ自分自身で歩いていく必要があります。

もし自分自身の幼少期について思い当たることがある場合は、まずは自分の過去と一度正面から向かい合う必要があるかもしれません。

 

 原因⑤:繊細で敏感な気質を持っているから(HSPだから)

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世の中の2割の人は、繊細で敏感な気質を持つHSPの傾向があります。

HSPとは人より感度のいいアンテナを持っている人のことで、共感能力が優れていたり、少し圧倒されやすいという気質があります。

HSPの人は感度のいいアンテナを持っているため、人から発生られる些細な感情の機微を敏感に察知し、それを自分に関連付けて考えてしまうため、ついつい自分を責めてしまいがちになります。

 

自分を責める君へ贈る対処法

対処法:自分を否定することをやめてみる

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○○ができない自分はダメな奴だ、○○じゃない私は価値がない。まずはそんな固定概念を取っ払ってみましょう。

最初に自分を否定することをやめないと、いつまでも自分を責めることをやめることもでません。自分自身に、嫌なところが1つもない人なんていないのです。

嫌なところがあったとしても、ここは嫌い、ここも嫌い、だけどここは好き。とほとんどの人がそうやって自分自身に折り合いをつけているのです。

自分を否定すると、どんどん自分が嫌いになり、そしてどんどん精神的にも余裕がなくなっていきます。すぐに否定することをやめるのはむずかしいかもしれませんが、否定しそうになったらまず

「へー、私は○○じゃなきゃダメだとおもっているんだ」

「ふーん、自分は○○じゃなきゃ価値を感じられないんだ」

と第三者を見るように自分を眺める癖をつけましょう。客観的に眺めている内にふとした瞬間、

「え・・・?その考え方って偏り過ぎじゃない??」

「なんで、そんなことばっかに注目してるんだろう?」と新しいものの見方が生まれてきます。新しいものの見え方は、あなたの人生をも変える力を秘めています。まずは騙されたと思て、自分を否定せず俯瞰してみることから始めてください。

 

対処法:視野を広げる

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自分を責めてしまう人は、物事の視野が狭くなっています。

例えば朝の挨拶で上司がぶっきらぼうに「おはよう・・」といってきたら、自分を責めてしまいがちな人はまず「昨日自分は何かしたかな?」「なんか自分は嫌われているのかな?」とすぐにネガティブな方向へ考えを切ってしまいます。

しかしこの時、自分以外にもう一人そこにいると仮定して考えてみると「ぶっきらぼうな言い方だけど、なんか顔色も悪いな…。もしかしたら体調がわるいのかも」「いい方はよくなかったけど、ちゃんと挨拶はしているよね、怒ってるにしても、これはわたしにじゃないな」

と、考えの幅を広げることができます。自分以外の視点を生活に取り入れたり視野を広げると、世界の見え方が全く違ったものになりますよ。

 

対処法:失敗はするものだと考える

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失敗や失態に関して、過度にダメだと感じている人はまず『失敗は全ての人が通る道である』という当たり前の事実に気づいてください。

かの有名なエジソンだって、電気を発明する前に1万回の失敗を繰り返したといわれています。そしてその失敗を、記者たちに尋ねられた時『私は失敗をしたんじゃない、1万回のうまくいかない方法を見つけただけだ』といったといいます。

誰もが知る偉人だって、自分の仲のいい友達だって『1度も失敗をせずに生きている人はいません』。もしこれを読んであなたが、でも人より自分は多く失敗をしてしまう…。と感じているなら、断言しましょう。

あなたが失敗と感じてしまうその出来事は、他の人から見たら普通のありふれたことなのです。

出来事に対して失敗か成功か、の判断を下しているのはあなた自身です。

失敗は誰でもするもの、そしてもしかしたら自分のジャッジは他の人より厳しいのかもしれない。この2点を心の片隅に置いて、物事に取り組んでみてください。

 

対処法:理想を下げる

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 理想を正しい位置まで下げてみましょう。

高い理想を持つことは悪いことではありませんが、高すぎる理想を持つことは時に自分を苦しめます。理想が高い分、できない自分を余計に自分を責めてしまうのです。

自分を責めてしまう傾向にある人は、ちょっと努力すれば届くくらいの理想を追いかけ、達成したごとに自分を褒めてあげるルーティーンを作ってみましょう。

目標は高ければいいわけではありません、自分が思い描く自分になるには小さなゴールをコツコツ重ねていくのが一番です。

 

対処法:人と比べることを辞めてみる

あの人に比べたら、自分は全然やれてない。あいつと比べて自分は何もやってない。常に人と比べて自分を非難しているようなら、まずは人と比べることを辞めることに取り組んでください。

人は機械ではありません。

その人、その人でできることも、得意なことも、苦手なことも違うのだから、能力や許容量が違って当たり前なんです。それでも、人と比べることを辞められない人は、自分と他人の違いを探すことを辞められず、そしてその違いを見ては落胆して自分をいじめてしまいます。

誰かを基準にして生きる世の中は辛すぎます。比べることを中々やめられないなら以下の記事も参考にして『自分軸』で生きる努力をしてみてください。

 

対処法:防衛機制という心理を知る

もっと頑張らなきゃ、もっと努力しなきゃ。こんな気持ちが強く、そしてどうしても自分から離れない人は『防衛機制』という心理に陥っている可能性があります。

防衛機制とは、例えば子供時代に親から正しい愛情をもらえなかった時「自分がもっと努力しなかったから、愛してもらえなかったんだ」「もっと頑張らいから、褒められないだ」など、自我を守るために受け入れがたい状況を無理やり納得させ心を守る行動です。

愛されたいと強く思っているのに、愛されないのは「自分が悪いからだ」と考えることで自分を納得させようとしているのです。

もしこの防衛機制のせいで、自分を責めることをやめられないのだとしたら、まずはそんな自分を責めるのではなく、ずっと血を流し続けている自分をいたわることから始めなくてはいけません。

「辛かったね」「愛してほしかったね」「頑張ったね」「偉かったね」

たくさん傷付いて、それでも頑張り続けた自分を、たくさんたくさん褒めてあげましょう。

このまま心から血を流し続けたまま走り続けたら、いつかあなたは倒れてしまいます。もう十分頑張ったんです、もう十分苦しんだんです、これ以上を望まずに今まで走り続けた自分を讃えてください。

 

対処法:HSPという特性を知る

もしあなたが繊細すぎたり、自分は少し人より敏感すぎると感じる場合は、一度『自分はもしかしたらHSPなのではないか?』という視点を持ってみましょう。

HSPは病気ではありません。怒りんぼの人がいるように、のんびり屋の人がいるようにHSPとはその人が生まれ持った気質であり病でもなんでもないのです。

自分がHSPだと知ることは、生きる上で自分自身が疑問に感じていたことに、明確な答えをくれたり、はたまた納得できたりします。敏感で繊細な気質を治そうとするのではなく、自分の現状を知りそして、知ったからこそできる手立てを打ってみましょう。

 

 

自分を責めてしまう君へ

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つい自分を責めてしまう君へ

君が自分を責めてしまうのは、君がとても優しい人だからです。だから、誰かを傷つけることを考えるより、自分が傷つく考え方を選んでしまうんです。

理不尽なことがあっても、飲み下せないことがあっても、そんな現実を相手のせいや状況のせいにするんじゃなく「自分が悪い」「もっとなぜ頑張れない」と責めることで自分を納得させていませんか?

けれど、それを続けていたらあなたの心はどんどん元気をなくしてしまいます。

ゴールがない道で、頑張れ、頑張れと言われ続けても、走り続けることは誰だってできません。

自分が自分の努力を認めないで、ただ結果だけを求め続けても、心がそれに追いつかないのは当たり前なんです。

だからもう十分です。もう今のままでも大丈夫なんです。

自分を責めてしまう優しいあなたへ。

もう十分頑張っている、頑張り屋のあなたへ。

自分がもしかしたらもう十分やってるかもしれないと気づくだけも、生きにくさや焦燥感は、きっと君の中から減っていくはずだから。

この記事があなた自身を守ることに、少しでも役立てることを願って。

 

月城

 

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月城
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アラサー主婦が専業主婦を卒業するため奮闘します。漫画・ドラマ・ヘルスヘアたまに昔話などを綴っていきます。
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